知的財産によって、カリブ海地域のクリエイティブな価値を引き出す
Jihan Williams氏は、カリブ海の島国セントクリストファー・ネイビスで、知的財産庁の登録官を務めています。同氏は作家でもあり、作品中では個人的なテーマもためらうことなく取り上げています。芸術に情熱を傾けると同時に、芸術の擁護者でもある彼女が、カリブ海地域のクリエイターの間で知的財産に対する意識を高めるための方策について語っています。
Jihan Williams氏は、カリブ海の島国セントクリストファー・ネイビスで、知的財産庁の登録官を務めています。同氏は作家でもあり、作品中では個人的なテーマもためらうことなく取り上げています。芸術に情熱を傾けると同時に、芸術の擁護者でもある彼女が、カリブ海地域のクリエイターの間で知的財産に対する意識を高めるための方策について語っています。
WIPOは最新の報告書で、世界各国で持続可能な開発に向けた取組みを進めるにあたって、知的財産が与える影響を分析しています。特許データ上の技術情報が特許以外の場で公にされることはほとんどありませんが、この情報を用いて特許と国連の持続可能な開発目標 (SDGs) との共通項をマッピングしてみると、両者には強力な相関関係があり、さらには、新たな関係性が形成されつつあることが明らかになります。Christopher Harrison氏が本報告書について紹介します。
Global Intellectual Property Alliance (グローバル知的財産アライアンス、GLIPA) は、知的財産の分野にはびこるジェンダーギャップ (男女格差) の問題に取り組んでいます。女性発明者による特許出願数は今でも全体の4分の1未満を占めるにすぎないことから、GLIPAが設立されて1年未満であるにもかかわらず、ブラジル、チリ、コロンビア、メキシコにおける知財ジェンダーギャップに関する理解を深めるため、メキシコのシンクタンクCAIINNOと提携しました。
ウガンダの社会起業家Charlotte Kazoora 氏は、実践的な技能訓練プログラムを通じて、ウガンダ各地のコミュニティに暮らす人々の生活を向上させるための新たな機会を創り出し、彼 (彼女) らが観光市場に参入して自分の力で稼げるように支援しています。
LexisNexis社は、意思決定者が特許分析を活用して持続可能なイノベーションを加速させることができるように道を切り開いています。
2022年、Invent Togetherはクアルコム社と共同で、The Inventor's Patent Academy (発明者のための特許アカデミー) を立ち上げました。これは、発明者のなかで少数派にとどまってきた集団を対象として、特許取得までの手順をオンラインで手ほどきする無料の学習プラットフォームです。
アフリカ初の統合創薬・開発センターであるH3Dの所長、Kelly Chibale教授が、同センターがアフリカでの創薬をどのように支援しているか、また、その先駆的な研究において知的財産が果たす役割について説明します。
Tata Consultancy Services社のAccess Infinityプラットフォームは、インドにおいて、プリント・ディスアビリティ (印刷物障害: 印刷物の判読が困難なこと) のある非常に多くの人々の生活に画期的な変化をもたらしています。最近では、WIPOとの契約が締結されたことで、インド以外でも、50か国を超える国々に、そのメリットが行き渡る可能性が開かれました。このプラットフォームの立案者の1人であるCharudatta Jadhav氏が、このプラットフォームの開発とこれがもたらす変革について語ります。
カナダの先住民 (ミクマク族/アニシニニュー族) の女性であるShannon Monk氏は、文化観光はカナダの先住民族が自分たちの文化遺産を取り戻して再構築するための当然の機会であると考えています。ミクマク族の文化観光ブランドを登録することは、その行程における大切な一歩です。
Lactips社は、完全に生分解する自然乳由来のバイオマテリアル代替品によりプラスチックを考え直しています。
日本の発明家であり起業家である生駒氏 (株式会社プロアシストCEO (当時)、関西経済同友会元代表幹事) が、より効果的なイノベーションエコシステムのために協力、多様性、包摂性を促進することの重要性について語りました。
「映画マニア」を自称するペルー人作家で映画製作者のRosanna Díaz Costa氏が、文学と映画への情熱、ペルーが生んだ傑作『A World for Julius (ジュリアスの世界) 』の映画化とスクリーン上映に至るまでの苦労につい
2023年5月、米連邦最高裁判所がウォーホル事件の判決を言い渡しました。ウォーホル事件は、著名写真家Lynn Goldsmith氏が撮影したミュージシャンのPrinceの写真を元にAndy Warhol氏が描いたイラストに関する訴訟です。2016年にPrinceが他界した後、アンディ・ウォーホル財団 (以下、ウォーホル財団) がヴァニティ・フェア誌の表紙用にこのイラストの使用を許可したことを受けてゴールドスミス氏が著作権侵害を主張していましたが、この判決で同氏の主張が支持されました。
特許データの分析により、特許出願活動が低調で将来のイノベーションの機会がある技術を発見することができます。
サイバー犯罪による損失は2025年までに10.5兆ドルに拡大し、企業や重要インフラに深刻な影響を及ぼすことが予想されます。ハードウェアベースのサイバーセキュリティ・ソリューションを提供するシンガポールのFlexxon社のCEO兼共同創設者、Camellia (Cam) Chan氏に、世界中のデジタル市民を守るためのFlexxon社のサイバーセキュリティに対する新しいアプローチと、イノベーションと知的財産への取り組みについて聞きました。